ひよこの末吉

私が看護師になった理由は中学での職業体験でのことでした。介護施設に行ったのですが、そこの看護師さんに感銘を受けたのがきっかけとなりました。大人になって仕事に就くならこういった職業で働いていきたいと考えたことが端緒となり高校卒業後、看護学校を経て今は看護師です。いやなこともありますが、充実した日々を過ごしています。


収入の話になりますが、看護師という職業は、主に女性が担う一般の職に比べ、随分と高給です。

人命にかかわる緊張感のある仕事だということや、ハードな夜勤や残業をはじめ、各種手当もしっかりともらえて、これが給料額を押し上げます。誰もがあまりやりたくはない夜勤が多かったり、進んで残業をたくさんするなど、そういったかなり勤勉な看護師の給料額は、普通に働いている他の人と比べると、かなり高くなるでしょう。一般的に、看護師という職業は比較的稼ぎの良いイメージがつきものです。現場の責任は重いですし、夜勤やシフトでの勤務などハードな職業ですが、収入に面に注目すれば、他の職業より平均して高水準を続けられることが目立ちます。景気に左右されないのも強みでしょう。

これらの高給や安定性を重視するならば人気のある職業に看護師が挙がる理由も分かりますね。
ケガをしたり病気になる確率は年を取ると高まります。
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社会が高齢化していることもあり、ここ数年でどんどん医療機関を利用する人口が増加しています。
なので、病院で勤務する看護師についても大勢が働いているべきなのに、看護師が足りなくて困っている、という病院はたいへん多いのです。しかし、人材が不足している、ということはつまり、それを解消するべく、求人も増えるわけですから、看護師にとっては、転職がやりやすいといった大きなメリットもあります。看護のスペシャリスト、看護師になろうとする場合、専門学校であれば3年、大学なら4年といったようにそれぞれ勉強して、国家試験を受けることになりますが、これにバスしてようやく看護師という肩書きを得ます。試験は、驚異の合格率90パーセントを誇っており、ふつうに授業を受けていたなら、そう難度の高いものではないということです。


そして、看護師を育てる専門機関は看護学校であったり、短大、大学など種類いくつかあるものの、この数年の様子をみると、看護学校よりも学ぶ範囲が広く、保健師助産師といった資格取得にも役立つ4年制の看護大学を選ぶ人が多くなってきました。看護師の世界で通用する、業界専門用語の一つとしてエッセンという言葉があり、ほとんどの人には何の事かよくわからないでしょう。これは、食事をとりに休憩してきます、ということを仕事中の他の勤務者に、特定の意志を伝える隠語のような役割を持ち使用している現場は多いようです。

そもそもエッセンとは、というと、英語だとイート、つまり食べるという動詞で、ドイツ語だということです。一昔前、医療の世界ではドイツ語が多く使用されていましたから、その影響です。



何であれ今でも便利な言葉として、看護師の皆さんに使われています。


多くの看護師は病院で働いていますが、病院といっても比較的大きな総合病院から地域の町医者まで様々にあります。意外なところでは、介護施設や保育園も看護師の職場です。それぞれの会社で給料が変わるものですが、もちろん、看護師も同様です。地域の診療所と総合病院とでは、やはり給料も変わってくるでしょう。ですから、看護師として働く人の平均年収には、大幅な違いがある事を知っておきましょう。看護スタッフが別な職場を探すときのポイントは、契約内容でどのような点を大切にしたいのかをとりあえずクリアーにしておくのが大切です。
日中だけの勤務がよい、充分な休みが欲しい、可能であれば患者さんの最期は看取りたくないなど、個人個人で仕事への要望は異なります。
看護職員の価値は市場では高い状態なので、不満がたまるような勤め先で頑張り続けることはありません。